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家事代行は『心の保険』。負担解消だけじゃない大きなメリットとは?

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新生活の春は、生活のリズムや環境が変わって、一層忙しくなるご家庭も多いハズ。新しい環境にただ振り回され、忙しさに悲鳴を上げる前に、自分自身や家族にあったペースを作っていくことが大事になってきます。そうなると、まずは「家事」の負担を見直すのがひとつのヒントになりそうです。

そんな中、いま家庭を助ける大きな味方として「家事代行サービス」が注目を集めています。2016年はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でヒロインが家事代行を行ったことで大いに話題となり、2017年には経済産業省が一定の基準を満たした家事代行業者を正式にサービス認証するなど、ますます市民権を得てきました。

「いま、家事代行サービスを利用するご家庭は非常に増えています」と語るのは、前述の『逃げ恥』で家事の監修者としても携わった、家事研究家の髙橋ゆきさん。自ら取締役副社長を務める業界大手「ベアーズ」でも、多くの利用者がいるそう。

■共働き家庭の利用者が急増中 不在時に依頼することも

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「ベアーズの利用者は、一回限りの単発利用のお客様は3割程度。約7割は定期利用の方々です」(髙橋さん)

本当に忙しい時期の緊急避難先ではなく、日常的な生活のリズムの中に取り入れて、家事代行サービスをうまく利用している方が多いようです。実際には、どんな利用ケースが多いのでしょうか?

「定期利用のお客様では、週に1、2回ご利用されることが多いですね。一番人気のデラックスプランは1時間 3,300円~。独身の方では、週に1回2時間、または月に2回3時間の利用が多く、近年非常に増えている『共働きのご家庭』では、週に1回、3時間のご利用が主流ですね」(髙橋さん)

忙しい共働きの家庭では、「スタッフに鍵を預けて、自宅を不在にしている間にサービスを行ってもらう」といったケースも人気のようです。鍵や不在時の自宅を任せることに少し不安があるかもしれませんが、ベアーズのサービスでは毎回違うスタッフが来るのではなく、自分の家の専任担当スタッフが常に担当してくれるため、安心して任せられます。

事前にしっかり打ち合わせをしたり、サービス終了後にもノートでメッセージなどのやり取りをしたりできるので、利用していくうちに家族のような安心感が出てくるのが人気の秘密だとか。家事の負担軽減だけでなく、「○○さんが、今週も家に来てくれる」という得難い幸福感でサービスを定期利用しているという方も実際に多いと、髙橋さんは語ります。

利用する時間はスタッフの状況にもよりますが、基本的に自分の都合に合わせて選べます。平日の仕事中や家族での外出中、連休の旅行中など、家にいなくてもサービスが完了するのは、生活リズムに無理なく取り入れられるポイントかもしれませんね。

■水回りの掃除や料理をシェアして負担減 家事の負担はいまや社会問題に

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共働きのご家庭では、家事代行サービスにどんなことをお願いするケースが多いのでしょうか?

「依頼されるお仕事でオーソドックスなのは、お風呂・キッチン・トイレといった水回りの掃除。誰もが日々使い続ける場所ですし、それが3人家族、4人家族になれば、当然汚れも溜まりやすくなります。掃除の体力的負担も大きいので、こういった部分は家事代行に任せたいという方が多いようです」(髙橋さん)

家事の中でも、特に汚れが気になり、負担の大きいことを家事代行にシェアしていく方法は、非常に効率の良い利用法ですね。また、最近では「食事」に関する依頼も増えているそうです。

「共働きのご家庭、特に小さい子供のいるお客様は、食事に関する負担が非常に大きいです。食料品の買い物代行に加えて、“料理の作りおき”といったご依頼が増えています」(髙橋さん)

保育園や児童館、塾に預けた子供を仕事の後にお迎えし、そこから買い物をして帰るのは時間的にも体力的にも大きな負担があります。さらに帰宅後、お腹を空かせた幼い子供の面倒を見ながら、夕食を作るのは大仕事。当然朝も、朝食、お弁当作りと仕事の身支度を並行させる日々は、さながら戦場です。そんな中、家に帰るとすでに料理が用意されていれば、どれだけ負担が軽減されるでしょう。

「一週間かけて食べるという方もいれば、そのままお弁当のおかずとして詰め込んで利用される方もいるようです。作るものは煮物などの一般的な家庭料理がほとんどです。健康志向にこだわる方も、無添加無保存料のものを、家庭にある食材で作るので安心感があるようですね」(髙橋さん)

その他にも、洗濯物やアイロンがけ、寝具の手入れ、日曜消耗品の補充といった一般的な家事から、「子供と対話をしてほしい」「ペットの猫や犬の面倒を見てほしい」といったさまざまな使い方で利用されているようです。家事代行サービスのメリットは、自分の生活スタイルや環境に合わせて自由に依頼内容をアレンジできるところ。自分の苦手としている家事だけでなく、忙しさでなかなかできないことなどを依頼する使い方が賢い活用法になりそうです。

■家事代行は“逃げ”じゃない 生活のストレスをほぐす『心の保険』に

しかし、一般的に家事代行サービスが利用されている海外に比べ、日本の主婦はまだまだ「家事を代行すること」に負い目を感じている人が多いとか。

「日本人の生活には、はるか昔から家事が女性の仕事とされ、家族に“尽くしてあげなければ”という精神が残っています。そのため、女性が社会進出するだけでなく、大いに活躍が求められる現代において、家事が大きな負担になっています。加えて、子育ても同時進行、旦那様も働き盛り、両親もまだまだ退職できないとあって、家事のシェアも簡単ではありません。そんな家事に対する行き場のない悩みの一部を、家事代行が支えられればと思っています」(髙橋さん)

家事代行サービスを利用した人の感想は、「家事の負担が減った」というもの以上の反響があるそうです。過去にベアーズが行ったユーザーアンケートでは、「夫婦喧嘩が減った」「子供から『ママが優しくなった』と言われた」「友人から『若返った』と言われた」といった回答が上位を占める結果になったとか!

家事を安心して任せることで、家族とのだんらんの時間が増えたり、ストレスが解消されたり、仕事などの活躍の場が増えた結果、よりよい生活が得られたと感じる人が多かったのかもしれませんね。定期利用のユーザーが多いという傾向にもうなずけます。

「近年、人々は自分の人生をどう生きるべきか、暮らしをどうすべきか、何を自分の趣にすべきかと、選択肢や優先順位をより深く考えて行動するようになってきました。そんな中で、ユーザーの方々には、“買った時間”にお金には変えられない価値を再発見した人が多かったのかもしれません。人生の大変なときには、私たちのような存在がいるのだと知っているだけでも、『心の保険』になるのではないでしょうか」(髙橋さん)

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かつて、家事代行は富裕層のためのサービスと思われがちでしたが、いまや家事のシェアは大きな問題。女性だけの問題として抱え込まずに、一般的な選択肢として考えたいですね。

「女性がますます若く、ストレスなく活躍できるわけですから、パートナーの男性も大きなメリットがあります。シングルの方なら、『結婚したら、家事は代行サービスにまかせてもいいから』といえば、婚活も大成功間違いなしでは?(笑)」(髙橋さん)

家事代行サービスの「ギフト」という選択肢も、近年では増えているそう。男性からや、親世代から、家事代行のプレゼント。新しい家事のシェアの形として、喜ばれそうですね。

「家事代行サービスを利用されるお客様のご家庭には、ロボット掃除機と食器洗浄機があるご家庭が多いです。家事代行、ルンバ、食洗機は、忙しい現代の新しい三種の神器。生活に取り入れることでどれだけ家庭が円滑になるか、まずは知って、検討してほしいですね」(髙橋さん)

家事の負担を和らげる『心の保険』という選択肢。困り果てる前に、そんなやさしい選択肢があること、まずは知ることから検討してみましょう。

160310_4 監修者 髙橋ゆき
株式会社ベアーズ取締役副社長、家事研究家。2003年から家事研究家としての活動開始。
2015年、世界初の家事大学を設立し学長に就任。家事を通した家庭のコミュニケーションの提案や日本の暮らし方研究家としても幅広いメディアで活躍中。著書に『感情の折り合いをつけられる女(ひと)は強く美しくなる』(明日香出版社)など。
http://www.happy-bears.com/
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