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【10月10日は銭湯の日】ルンバたちが老舗銭湯の清掃員に

10月10日は「銭湯の日」。
古き良き日本の大衆文化として、その魅力が近年あらためて注目を集めています。
銭湯の業務は、開店前の朝から閉店後の深夜に至るまで長時間にわたります。なかでも清掃は不可欠な仕事のひとつですが、伝統的なスタイルの銭湯では従業員の高齢化に伴い、だんだんと苦労が増えているのだとか。
そこで「銭湯の日」をきっかけに、ロボット掃除機 ルンバと床拭きロボット ブラーバが、老舗銭湯のお掃除をお手伝い!
10月10日より、東京大田区・蒲田の天然温泉「大田温泉第二日の出湯」の床掃除専属従業員に就任します。

「大田温泉第二日の出湯」は創業昭和30年、古き良き日本の面影を残す銭湯です。名物は、東京の地下から湧き出る黒々とした黒湯と、地下水を利用した柔らかいお湯。電気制御の銭湯が多い中、現在三代目となる田村純一さん(66)は薪で沸かすことにこだわっているそうです。
「薪で沸かすと温度変化がゆるやかになるから、お湯が柔らかく感じられるんですよ」(田村さん)
毎日通うという近隣の方も多く、地域住民の憩いの場となっている「第二日の出湯」ですが、現在、従業員は平均年齢72歳。朝から晩までの重労働がだんだんと負担になっているのだそうです。
「お風呂はキレイになりに来る場所だから、キレイな状態でお客様をお迎えしたいと思っているのだけど、年を取ると目がよく見えなくなるから、掃除ができたと思ってもできてないことがある。昔からやってきたことが難しいと感じるようになって体力的にキツイ」(田村さん)
そんな田村さんをサポートするのが、ルンバです。
清掃員として働くルンバ980は最大112畳の面積を清掃できる*ので、銭湯のように広いスペースもお手のもの!人の目には見えないゴミやハウスダストまでしっかりとお掃除します。
*フローリングの上での試験結果(アイロボット社調べ)部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などにより異なります。
「人の出入りが多いからどうしても埃や髪の毛のゴミが多い。今までは掃除機をかけていたけれど、ルンバだったらボタンを押しておけばその間に他の事ができる。お風呂は人の手で洗わないといけないから、そちらに時間をかけられるようになって助かっているよ」(田村さん)
広い脱衣場もルンバにお任せ。ホコリも髪の毛も徹底的にお掃除します。
いままではモップ掛けをしていたという脱衣所には、床拭きロボット ブラーバがくまなくぞうきん掛けをしてお手伝いします。
ベタつきやザラつきはブラーバで。汚れやすいロッカー周りも丁寧に水拭きします。
「モップ掛けで終わらせているけど、やっぱり床はぞうきん掛けしたいね。機械でぞうきん掛けができるのか?と思ったけど、隅までちゃんと拭いていてとても便利。風呂場も手伝ってくれたらいいのに」(田村さん)
そんな田村さんのご要望にお応えして、特別に「ブラーバ ジェット」が洗い場のタイル清掃もお手伝いしてきました。
5台のブラーバ ジェットが水を噴きつけ、クリーニングパッドを振動させてゴシゴシ拭き掃除!
「伝統的なスタイルの銭湯は、従業員の高齢化が進んで少なくなっている。うちもいつまでできるかわからないけど、ロボットにお願いできるところはお願いして、風呂焚きなど人の手が必要なところはしっかりやる。そうすればもうちょっと長くできるんじゃないかなぁ」(田村さん)
伝統と革新が寄り添う銭湯「第二日の出湯」。
「蒲田の中でも濃い方。つるつるの美肌になる」(田村さん)という黒湯を楽しみつつ、ロボット従業員にもぜひご注目ください。
取材協力 太田温泉第二日の出湯 東京都大田区西蒲田6-5-17 TEL 03-3731-7761 15:00~23:30 http://www.hinodeyu.net/ |